中には牛乳を飲むとお腹をこわしてしまう等、特定の食品が体質的に合わない人もいるようですが……。
ダイエット中には、脂っこい料理や甘いものなど食べるのを控えた方がよいものはあっても、「絶対に食べてはいけない」とか「必ず○○を食べなくてはいけない」とかそんな食品はありませんよ。
血液型や遺伝子で向き不向きの食品を分析するようなダイエット法もありますが、今の世の中、そんな情報を真に受けてその通りの食生活を続けるのはなかなか難しいと思いますし、ストレスも溜まりそうです。
一番大切なのは「栄養のバランス」です。
炭水化物(主食)・タンパク質・野菜・海草・豆・乳製品をバランスよく摂る必要があります。
最低でも最初の3つのバランスを考えた食事を摂りましょう。
「朝は食欲がない」「時間がない」ということであれば、3度の食事の全てを無理に徹底しようとしないで、朝は食べられるものを食べて昼と夜で調整すると良いと思います。
主食を食べなかったり、お腹が膨れるほど野菜や海草ばかり食べたり、肉や魚を避けたり……そういうバランスの乱れた食生活では、いくらダイエットに励んでも効率よく脂肪を燃やすことはできません。
>カロリーが5kcal以下だと0と表示して良いそうですが脂質のほうは0と考えてOKなんですよね?
カロリーと脂質は別のものですよ?
脂質がどれだけ含まれているかは、そのヨーグルトの栄養成分表示(容器に印刷してあります)を見ましょう。
>300g入りのヨーグルトだったので1パック全部食べました。
>炭水化物(糖)の量が100g中13gです。
>300gも摂れば、栄養素からみて軽くお茶碗1杯くらいの炭水化物(糖)の量になりますよね。
300gはヨーグルトの総重量ですよね?
300gのうち39gが炭水化物ということなのではありませんか?
確かに、広い意味で捉えれば炭水化物はいろいろな食品に入っています。
ただし、その中で体がエネルギー源として最も利用しやすいのは、主食(米・パン・麺類など)の炭水化物です。
それ以外の食品にも少量ずつ含まれるからと、主食を摂らない(または極端に減らす)ダイエットをしている人が未だに少なくありませんが、主食を抜いて面白いように体重が落ちるのは最初のうちだけです。
主食を摂らない期間が長くなるほど、体や心に様々な影響が出ますので注意しましょう。
ヨーグルトも良い食品ではありますが、腹持ちはどうですか?
フルーツやシリアルなどを加えて食べるならともかく、ヨーグルトだけというのは……。
もし、お昼の時間までにお腹が空いてしまって、午前中の中途半端な時間にお菓子やジュースを摂っているようであれば、朝ごはんをきちんと食べた方が腹持ち・栄養バランス・摂取カロリーの面で良いのではないかと思います。
ヨーグルトの種類にもよるし、そこまで気にしてこだわらなくても・・・。
おにぎりでもヨーグルトでも食べたいほうを食べれば?
他人に聞いたって、それこそ人それぞれ「あーだこーだ」言うモンです。