最近巷で「低炭水化物ダイエット」が流行ってますね?
極端な人はご飯、パン、パスタ、麺類などを一切たべないようです。
でも極端な炭水化物の節制は控えてください。
何故でしょう?
それは炭水化物はグリコーゲンへと形を変え身体を(筋肉)を動かすエネルギー源になるのです。
筋トレ(無酸素運動)でのエネルギーは炭水化物が最も適しています。
炭水化物が入っていない空っぽの身体で筋トレを行うとどうなるか?
そういう状況で筋トレを行うと、身体は自分の筋肉を自ら分解してエネルギーにしてしまいます。
筋肉中に同化されているタンパク質を分解して、それを肝臓に送り、糖にしちゃうんです。
そしてその糖をエネルギーにして身体を動かそうとするのです。
この現象は「糖新生」とか「糖の新生」と呼ばれています。
糖新生は筋トレだけではなく、摂食によるダイエットでも起こる現象です。
皆さんお腹が空いたなぁと感じることありますよねぇ?
あれって勿論、お腹も空いているのですが、実は低血糖になっているんですよ!
そういう低血糖の状態では、身体は体脂肪なんかには目もくれず、せっせと筋肉を分解して
エネルギーにしていくのです。
ということは脂肪を温存したまま、せっかく増やした筋肉だけがドンドン減っていくのです。
かといって身体が消費できないくらいの炭水化物の摂取も無意味です。
身体が使い切らない炭水化物は脂肪として身体に温存されてしまうのです。
これって怖い話でしょ?
☆☆結論☆☆
筋トレをして身体をつくる場合も、運動でダイエットする場合も、
正しいバランスの良い食事をする事。
決して無理な摂食はしないことです。