ご無沙汰しております。心配かけちゃったかな、ごめんなさい。
うっこ死亡説が流れてしまう前にプチ復活です。
ゆっくりとPCをいじれる状況じゃないのでBBSも見れてませんが、
後で必ず読ませていただきます。もうしばらくお待ちください。

ちょっと長くなりますが今日までの出来事をまとめて書いておきます。
本当に長いから覚悟して読んでね。



【5月18日～31日】
仕事がとっても忙しくてダーリンが家のＰＣを職場に毎日持参。
早朝から深夜まで休日返上で頑張ってくれました。
ダイエット日記を付けてること＆過食嘔吐はダーリンに内緒なので
私がＰＣをさわるのはダーリンがいない時だけ。
ダーリンが職場にＰＣを持って行っちゃうと何も出来ないんだなぁ。
デスクトップＰＣもあるんだけど7年前に買った古いやつで、
ここ2年以上使ってなくて、電源が入るのかもわかんない。
回線も繋いでないし、使う気にもなりゃしない。
ＰＣの無い生活は不便でした。
でもその分、かわいいちびうっことの生活を楽しめました。
つわりと便秘は相変らず辛かったです。



【6月1日】
久しぶりにダーリンがお休み。それにちびうっこの3回目の検診日です。
今日はちびうっこの大きさを測定して確実な予定日を出してもらいます。
私の計算では10週4日。排卵日から計算してるので大きなズレはないと思う。
クリスマスイブが予定日なの。素敵なクリスマスプレゼントでしょ？

超音波のモニターを見ながら内診。
ちびうっこの姿が映ってる。なんて可愛いんだろう。
先生がちびうっこの頭からお尻までの大きさを測ってくれてる。
モニター画面の右下に、大きさ、週数、予定日が出た。
1.95cm、9w0d、2005/01/04

その瞬間から涙が止まらなくなった。
先生の説明を聞かなくても、その数字が何を意味しているのかよくわかる。
神様は再び私から宝物を奪っていった。

私のちびうっこは10日位前に成長が止まっていたらしい。
この前は元気に動いていた心臓も確認出来ない。
誰にも気付かれずにひとりで死んでいった。
痛みとか出血とか何でもいいから私に教えて欲しかった。

泣きながら何度も何度も「また動いてくれるんじゃないですか？」と
聞いたけど、「100％ありません」と先生に言われた。
このまま放置するといずれ大出血を起こして危険なので明後日に手術。

この後のことはあまり覚えていません。
覚えているのは、泣き続けている私をダーリンがずっと抱きしめていてくれたこと、つわりで吐き気がひどかったこと･･･。



【6月2日】
明日の手術の前処置のために朝から病院に行った。
今日も超音波検査をしたけど、やっぱりちびうっこの心臓は動いていない。
子宮の入り口を広げる器具を入れてから帰宅。
ダーリンが仕事から帰ってくるまでひとりぼっち。
ちびうっこと一緒にいれるのは今日が最後だからずっと話しかけていた。
「お父さんとお母さんの所に来てくれてありがとう、とても嬉しかったよ」
「産んであげれなくてごめんね･･･」

ダーリンは涙も見せず、文句も言わず、明るく接してくれる。
一日中泣いてる私を時間の許す限りずっと抱きしめてくれてる。
でも、この日ダーリンがお風呂で1人泣いていたのを私は知っている。
辛いのは私だけじゃないんだよね･･･。



【6月3日】
ちびうっことお別れの日。今日はダーリンがずっと一緒にいてくれる。

手術台に上がって足を固定されている間、これで本当にお別れなんだって考えると悲しくて悲しくて逃げ出したい気持ちになった。
わずか半年の間に同じ手術を2回も受けることになるなんて･･･。
もうすぐ麻酔をかけるという時点で、隣に分娩間近の妊婦さんが運ばれてきた。
カーテン1枚隔てただけの場所。
「痛い痛い、もうイヤ、耐えれない」って叫んでる。
私は涙が止まらなくなった。私はその痛みを経験したかった。
看護婦さんが「気持ちが落ち着くまで病室に戻りましょう」と言ってくれたけど、「主人が心配するのでこのまま続けて下さい」と頼んだ。
看護婦さんは泣きながら「辛いよね、ごめんね」と謝ってくれた。

前回の手術の時は、麻酔をして5まで数えたところで意識がなくなったけど、今回は27まで数えたことを覚えている。

麻酔が切れて意識が戻った時、ダーリンが私の手を握ってくれていた。
私はずっと「ごめんね」と言いながら泣き続けていたらしい。
お腹がすごく痛い、もうちびうっこはいない。
それから2時間、術後の診察の為に看護婦さんが呼びにくるまで泣き続けた。

家に戻ってからもずっと泣いていた。
一昨日に貰ったちびうっこの最後の超音波写真を見ながら･･･。

夜になって泣きながら窓の外を見た時、夜空に大きな満月が出ていた。
月の表面の模様がちびうっこの最後の姿にそっくりで、ちびうっこはお月様に帰って行ったんだなぁと思った。
ダーリンに「ほら見て、月にちびうっこがいる。ちゃんとお空に戻れたみたいだね」と言うと、ダーリンが急に泣き出してしまった。
私の前では決して涙を見せなかったのに、張り詰めてた糸が切れちゃったんだね。今度は私が抱きしめてあげる。

ちびうっこ、お父さんもあなたのことをすごく愛してたみたい。



【6月4日】
今日はダーリンが仕事なので1人で病院に行った。
不安なこともたくさんあるので先生にいろいろ聞いた。
流産を3回繰り返したら“習慣流産”や”不育症”と診断されるらしい。
そうなるといろいろ検査をして治療しないといけない。
先生は、私の場合はまだ2回なので検査の必要はないと思うけどもし希望するなら専門の病院を紹介するよと言ってくれた。
でも、私もダーリンも今のところ検査を受けるつもりはない。

出血も多いし、お腹と腰が痛い。
今日も一日、超音波写真と母子手帳を抱きしめて泣いていた。
涙は枯れることがないんだね。



【6月5日～6日】
今日もひとりぼっちで泣いている。
本当は安静にしてないといけないんだけど眠れない。
夜中に何度も目が覚めるし、怖い夢を見たりする。
何もかもがモノクロで色あせた世界。

ダーリンが毎日仕事帰りにアイスやコンビニデザートを買ってくる。
何とかして私を元気付けようとしてるみたい。

悲しんで泣いてばかりじゃダメだってわかってる。
でもこの気持ちはどうしようもない。
前回流産したときは初めて病院に行った時からすでにダメで、一度も赤ちゃんの姿を見ることは出来なかった。
でも今回は違う。元気な姿を確認出来たし、母子手帳も貰っていた。母親気分を味わうのに十分な時間もあった。
私は神様を怒らせるようなことをしちゃったんだろうか･･･。