お久しぶり、私の日記。
やっと食べるコツを会得した。
そして体重も、減量前に完全に戻った。
でもそれは、決して元の木阿弥なんかじゃない。
「かっこいい体つき」と褒められた。
生き生きしていると驚かれた。
メニューの見直しはほとんどないけど、毎日筋トレは欠かせない。
勉強にも、趣味にも励んでいる。
朝にはお腹一杯、夕方はちょっとだけ好きなものを食べている。
今日のゴールデンタイムに放送されていたあるダイエット番組で、
「アイスクリーム丼」やら「カスタードクリームがけサラダ」を平然と
わが子に与える母親が紹介されていた。
私と妹がまだ幼い頃、夫と別居して勤めに出ていた母が
よく肉じゃがを作ってくれた。
むしろ、肉じゃがばかり食べていたような気がする。
色とりどりの野菜を用い、肉は豚に限られ
牛肉は「悪い脂肪が多い」、
鶏は「早く大きくするための薬で育っている」と
かたく禁じられた。
すると学校給食がごちそうのように思えて、毎日おかわりのタイミングを
虎視眈々と狙っていたのを憶えている。
大人になって、スタイルに悩まされないか否かは
幼い頃の食生活にかかっている。
成長期の子供は、胃袋が大きくなっても、舌を肥えさせてはいけない。
それが母親の信念だった。
チョコレートだって、ポテトチップスだって、飴でさえも
私たちに許されたのは、受験のため勉強に励まねばならなくなった、
小学六年生のときだ。
私や妹が、本当の数値を5~8kgも誤魔化せられているのは
母の昔のたゆまぬ努力のおかげであるとしか言いようがない。
だからより一層、まだ味わうことも知らない幼児の口に
嗜好品や、エネルギーばかりで代謝を促す要素のない料理を
放り込んでいく親が、たまらなく恐ろしい。
ことに女の子ならば、いつか自らのボディイメージに
悩まされる日が来る。それは誰でも一度は通る道だ。
三つ子の魂百までというけれども、彼女たちにも時期が来て
良い食生活を楽しめる味覚に変わる、変わろうと努力しても
親に教えられた舌を容易に手懐けることはできないと思う。
焦燥から無理な食事制限をし、それによる閉塞感から
消費活動にも消極的になり、やがて私のように
命の危険すら叫ばれる事態に陥る。
ピラミッドの最下層は生理的欲求であり、
社会的・人間的欲求はこれに支えられて上部にいる。
フロイトやユングの理論では、基本とされていることに気づいた。
現代国語の先生にも言われた。
「体が衰えても魂だけがギラギラと輝いているあなたの状態は、
人と人との間にいるあなた自身の地位をも貶めるのよ。
あなたは人一倍がんばる人と思っているけど、それはあなたの
理想とはまったく違うよね?」と。
愛情は大切だと思う。
私は母親から沢山の愛情を得たけれども、
自分で自分を愛することは出来ない。
だから、多くの心の病を抱えて、今を生きている。
作り物や、自分を満たすための愛情ではなくて
道を逸れない逸らさせないという、断固とした決意のある
愛情を持たないといけない。
私もまたその方法を探して迷走している最中であるけれども、
皆がみな無意識に相手をみて自分が優位に立とうと努力する
今の風潮には、そういったものがかなり欠如していると思う。
アバウトじゃない。
分析は難しくない。
利己主義であることへの言い訳をしない。
・・・ああ、わけがわからなくなってきました;;
トイレの落書きですね;;
失ったものは大きい。いまだに月のものは戻らない。
そろそろ主治医に明かさなければならない。
昨日は良い一日でした。
ケーキを食べながら、辛かったこと、楽しかったことを話し合って。
晩ごはんも、美味しい自然食のお店へ連れて行ってもらって。
今日は消えたくなる一日でした。
テストが次々に返ってきて。
学年最高点がいくつかありました。
いっそ、欠点だったらよかったのに。
もしも私が落ちこぼれで、なのにとんでもなく美人で
毎日楽しく、心配事も人任せで生きていたら
少なくともまだ未成年というだけで、怒鳴って張り倒してくれる
人が出てくるかもしれない。
贅沢であることはよく分かる。
月曜日くらい、言わせてくれ。
昨日、人生で初めてミニスカを穿いた。
鏡に映る自分は、どうみても化け物だった。
私は完全にどうでもいいか、どうでも良すぎて反って気になるかの
どちらかの存在かもしれない。
私に声を掛けてきた男の人を見て思った。
思いっきり殴りあえる存在が欲しい。
心の栄養は甘いパンに置き換えられるものじゃないのに、
今日も「力をつけるため」に食べ続ける。
もう憶えてないくらい食べました。
びくびくしながら、泣きながら、敗北の屈辱を味わいながら
生きるのが辛い。
別に痩せてどうしたかった訳じゃない。
食べすぎは体を痛めつけるけど、もしも私の体と心が分離していたなら
きっと罪悪感も、苦しみも味わうことはないだろう。
私は1番になりたい。
そうやって、いつもお腹を空かせている。
「1番」痩せたいし、「1番」よく食べていたいし
試験でも唯一絶対の存在でいたい。
私、馬鹿になったんかな。
テスト勉強が出来ない。
きっと成績も、ぼろぼろ。
体は心の器だ。
否応なしに、気持ちは150cm
弱の牢獄に閉じ込められている。
早くここから解放してほしいと叫
ぶわりには、鏡に映った入れ物の
様子をみようとしない。
心は元々貧相なもので、いつも
「ストレス」を自分で作り出す。
でも、それを恥じる必要はないん
だ、と思った。
自分を信じてあげればいい。
二つのものが一つになれば、その
他多数の世界の声が聞こえてく
る。
輝く人って、そんな人のことを指
すんじゃないのかな。