きなこさんへ
こちらこそはじめまして。
便秘に関してですが、コーラックは作用が強すぎるので、漢方系の七ふくを常備薬にされていくことをおすすめします。七ふくは腹痛もなく、しかも自然なお通じが一日何回もあるのでたいへんおすすめできます。
それから便秘薬を常用していると、体内のカリウムがどんどん排出され、体重が逆に減少しにくくなる面があります。カリウムというのは重要なミネラルで、体内の水分・塩分を外に排出するときに不可欠なものですね。このカリウムのサプリに関して、「カリウムバランス」というサプリメントがたいへん効果的で、期待できるサプリメントです。ただしカリウムは一度に大量に服用すると、心臓や腎臓に負担をかけるので、こまめに少しずつ、ということが大切ですね。カリウムの服用が一日2000mgが上限ですが、野菜や果物にも含まれていますから、サプリの服用は一日1000mgが目安と考えるべきでしょう。基礎代謝も大切ですが、人間の体の半分以上が塩分と結合した水分で形成されています。ですから塩分・水分の排出をスムーズにすることはたいへん大切です。ダイエットを繰り返されている方には、意外にこのカリウム不足状態が多いので、まずこの点、対策を考えられてはいかがかと思います。
それから脂肪燃焼に関してですが、MDクリニックなど以外に、いままで試されたものをなるべく詳しくあげていただけるとありがたく思います。
それから最近は、このスレッドでなく、No.3872などに記してある私のホームページの連絡先を通じ、直接連絡いただく方がたいへん多くなっています。掲示板で言いにくいこと情報などがありましたら、そちらを通じ、直接ご連絡いただく形でも全然かまいませんので気軽にご連絡ください。
ネコセンタイ様
はじめまして。今ダイエット中なのですが、なかなか思うように減量できなくて・・・私もネコセンタイ様のアドバイスを頂きたいです。書き込みを拝見すると、ネコセンタイ様がオススメするいくつかのサプリがありますが、私にはどれが合うのか教えて欲しいです。過去にMDクリニックや海外のサプリ(エフェ配合)を使用しましたが、私にはあまり効果がなく、あとから副作用がでてきても怖いのでやめました。私は162センチ 54.5キロ 26歳女 基礎代謝1250kcal(←低すぎ?)手と足は冷たいし冷え性ぎみ お腹とお尻が太りやすい 朝は食べず、昼はグレープフルーツ、納豆キムチ、小魚、とか。お米は食べません。夜はプルーン入りヨーグルトとか。脂っこいものや甘いものがいっぱい食べたくてどうしようもなくなったら、気持ち悪くなるまで食べて吐いてます。便秘もするからコーラック飲んでます。いろんなダイエットをやってるうちにきっと、やせにくい体質になってしまったみたいですね。体重増やしたくなくて吐いちゃうんですが、吐くたびに自分が悲しくなります。48キロまでに落としたいのです。ネコセンタイ様、こんな私にアドバイス下さい!!宜しくお願いします。
だるまさんへ
はじめまして。
まず、天天素やヤンヒーとありますが、それ以外も含めて、今まで試されたサプリ名を、具体的に記されてみてください。
また人によっては産後肥満など、健康上の変化による肥満もありますので、そうした状況などがございましたら、あわせて教えていただければ幸いに思います。
それから最近は私に直接連絡をくださり、アドバイス交換をする方が多くなっています。だるまさんも、掲示板で公開したくない情報などある場合は、その方法をとられてください。
私は二つ、ホームページをもっています、いずれも学術的なものですが、そこに私へのメールアドレスが記してありますので、いつでもご連絡いただいて差し支えありません。
ホームページのURLは
http://nozowata.blog66.fc2.com/
と
http://nozochan.blog79.fc2.com/
です。どちらも私の連絡先が記してあります。
ネコせんせい様へ 的確でご親切なアドバイスを拝見して、是非アドバイスを伺いたく思い書き込させて下さい。 私は点点素やヤンヒーやその他色々試しましたが、全く効かないものや効いてもリバウンドしたものばかりです。体質は代謝もかなり低く、食欲が抑えられずお腹がすいていなくても食べたくなり、過食がひどい時もあります。元々運動はしませんが、今は体を壊したのと太りすぎたのもあり運動出来ません。こんな私が痩せられるサプリメントはありますでしょうか?是非よろしくお願い致します。
ネコセンタイ様へ 空です。
そうですよね。体型を気にしすぎてからの私は、本当の私ではないほど、人と接することが出来なくなってしまいました。被害妄想と相手を観察してしまいます。
本当、会社は私にとって「まなざしの地獄」です。乗り越えられた時がくるといいのだけれど、逃げてしまいそうです。
アコンブリア!にすごく興味を持っています。
だけど飲み合わせが悪いとかまだあまりわからないんですよね。。。。とにかく過食せずに痩せていきたいものです。
ないしょさん(空さん)へ
アコンブリアは昨年末ヨーロッパに登場した新しい食欲抑制剤ですね。効果はかなりあり、従来の医薬品に比べると副作用も非常に少ないもののようです。ただ、まだ非常に高価ですし、作用・副作用の報告もまだそれほど多くないので、あるいはもう少し時期を待ってから使用を考えられるのがよいと思います。
空さんのお気持ちはよくわかります。体重や外見のコントロールができていないときに人に会って「どういわれるんだろう」「どう思われるんだろう」という強迫観念ですね。ある哲学者の言葉に「まなざしの地獄」というのがありますが、私はそういうものが、ダイエットにかかわる気持ちの色々を醸成しているのは間違いないと思います。それを乗り越えるのは容易ではないですね。
ただこれだけはいえることで、いつも私が言っていることなのですけれど、だからこそ、自分は他人の体型について安易な感想を言うべきでない、という信念をもつに至っています。結局、全ての不幸の源は、肥満そのものでなく、肥満にかかわるコミュニケーションにあるのだと思います。新しい苦しみを増やしたくないし、増やすべきでない、と私は思っています。
空です。ネコセンタイ様へ
そうですね。依存したりすると恐いし、自分の体に異物を入れてる訳だから体にも悪いだろうし…なるべく強い薬は飲まずに治していきたいです。
でも最近、過食していなくても何故かテンションが落ちてしまって仕方がありません。元気がない。とゆうか…。
ため息ばかり出るような。たぶん『私はいつまでこうなのだろう』と思ってしまうからです。『いつになれば痩せるのだろう』とか『いつになれば友達とも遊べるようになるのだろう』と。
他にも悲しいような。不安なような。とにかくやる気も出ない。変な感じです。
以前は過食しないときはまだ気持ちが楽で楽しかった気がしますが…。
夜も寝つきが悪くなった気がします。
あと話は戻りますが、アコンプリアとゆうものは知っていますか?
ないしょさん(空さん)へ
リダクティルについてはそういう理解でよいと思います。サノレックスも同様です。サノレックスにもノルアドレナリン作用があり、食欲抑制効果以外に脂肪燃焼効果を伴います。しかしリダクティルよりずっと強い作用をもっています。
リダクティルのレベルでしたら、依存症が生じる可能性はそれほど高くないと思います。それ以上になると効果の強さとともにやはり色々と危険が伴います。
全くおっしゃる通り、自分次第なんだと思います。精神系の医薬品に関してはとくにそうだと思います。ある日、ふっと治っていたりしますからね。逆に医薬品への依存症が生じると事態は更に悪くなるわけですから、注意が必要だと思います。
何度もすみません。空です。
サノレックス(マジンドール)はどうゆうものなのでしょうか?
同じようにセロトニンとノルアドレナリンに作用するのでしょうか?
空です。ネコセンタイ様へ
リダクティルは軽めのSNRI剤ということでしょうか?
実際、どれが、過食を止めてくれてダイエットに1番有効なのでしょうか?
依存していまうような薬は飲みたくないです。
病院であれこれと薬を変えても結局は自分次第な気がします。
No3844のないしょさんへ
やはり服用を中止された方が無難ではないかと思います。水素や酸素の吸収ということ自体がありえないとお話しましたが、それを別として、水素がいったいどういう健康効果があるのかどうかという問題もあると思います。たとえば、これは酸素の話になりますが、酸素が体によいかのような宣伝があちこちで公然とされています。しかしこれは医学的・生物学的に全く間違いです。
酸素は人間の体の維持に絶対必要なもので、数分の間でも無酸素状態になってしまえば、人間は生きてはいけません。しかし、同時に、酸素は人間の老化を推進させる最有力の物質というもう一つの面をもっています。マウスを使った実験で酸素を二倍にした空間に生活させたマウスは著しく寿命が短くなります。あるいは地球の進化の過程でも、地球にはじめて生物が登場したのは35億年前ですが、それからしばらく後の25億年前に光合成植物が出現し、地球の酸素の濃度が短期間に現在の一万分の一から千分の一に上昇したのですが、このとき、酸素の毒性のために、地球の生物は殆どが一度絶滅してしまったのですね。それくらい、酸素は危険なものなのです。私達は「緑の地球」などといって、高いレベルの酸素が地球の永遠につながると勘違いしていますけど、実はそう簡単なことではない、ということなのですね。そしてこうした過信のもとに、酸素ブームという虚構が成立しているということになります。
ビタミンやミネラルがよいのは、抗酸化、すなわち酸素の害を軽減するからです。そして植物は進化の過程が動物より長く、酸素や紫外線への抵抗力を動物よりも遺伝的に強く身につけているからですね。
私は水素については詳しくないのですが、水素を一方的に摂取して健康効果があるとはまず考えられないと思います。酸素と同様の問題があると思います。
ないしょさん(空さん)へ
SSRI剤とSNRI剤の何が違うかというと、SNRI剤の「N」の部分ですね。このNはノルアドレナリンを意味します。SSRI剤はセロトニン強化だけなのですが、SNRI剤はこれにノルアドレナリン強化が加わります。リダクティルは精神安定薬に比べて全体的に効果が弱いとはいえ、SNRI剤の性格をもっているといえます。ノルアドレナリン効果をもつと神経効果も強いですが、ノルアドレナリンの脂肪燃焼効果により、精神安定剤にありがちな体型変化の副作用が少なくなるということができると思います。ただ、このノルアドレナリンの存在は、運動などに関して、注意が必要になってくる、という面はあるのですね。
話すだけでも症状が違ってきますからね。病院だけでなく、同じ症状を抱える方々の集いというものがあると思いますので、そういうところで話すこともよいかもしれませんね。もちろん、このスレッドでも色々と話されて、症状の軽減に貢献できれば、とても嬉しく思います。
No.3844のないしょです。
分かりました。そしたら母にも納豆はOKとゆうことで伝えておきます。
しかし、『マイナス固体水素』を飲んでからどうも調子悪いようです。頭が重く、血圧が上がっているとのことで…
今は飲まないよう注意しています。1ヶ月分で1万5千円くらいだそうです。ひどいですね。
空です。
ネコセンタイ様へ
今度病院へ行くのは2週間後です。
長いなぁと思いますが、病院代も…。
SSRI剤についてはまだ、薬は嫌としか言ってません。
たぶんパキシルとかルボックスとかじゃないでしょうか?
私もネットで色々見てみたのですが、リダクティルとどう違うのか?対した差がよくわかりません。
リダクティルを今飲むのはやはり危険なのでしょうか?
リダクティルは血圧に作用するとありましたがSSRIも同じですか?
また岩盤浴や運動なども避けた方がよろしいのでしょうか?
空さんへ
とりあえず病院に行かれて、よかったと思います。
まずは「話す」ということを優先されるということでよいと思います。多くの先生は慣れていらっしゃると思いますので、空さんが思いきり話されていくことが大切だと思います。
SSRI剤にも色々なものがあります。すすめられたものが具体的にどういう名前のものか教えていただければ、効果や副作用などお教えできると思います。
薬を飲むべきかどうかは、専門医の先生との話し合い・判断によります。なるべく話しをして、その上での指示に従われることが大切だと思います。
No.3844のないしょさんへ
納豆は高血圧の薬の種類によるということで、ニューロタンの場合は特に問題ないと思います。グレープフルーツの方が禁忌の範囲は広いと思います。
納豆といいグレープフルーツといい、それだけ薬効性の強いもの、すばらしいものだからこそ、逆に薬によってそういう事態が生じてしまう、ということですね。
ネコセンタイ様へ
今朝、病院行ってきました。
でも朝から病院行くってわかってたのに、今日も過食してしまいました。
先生と話していて子供みたいに泣いてしまいました。
過食がどんなとか今まで聞いてくれる人いなかったので、話すことですごい悲しくなってたくさん泣きました。
今日は状況を話すだけでした。薬を進められましたが断りました。
うつ病の薬ってあまり良くないことばかり聞くので飲むのが恐いです。でも飲んだ方が治るなら飲んでみたい。
SSRIについて何か知っていたら教えてください。
あと私は、薬を飲むべきなのでしょうか?
県病院の精神神経科に行ってきました。お返事お願いします。
ネコセンタイ様へ
高血圧の薬に納豆はダメなのですか?またタイミング良く最近納豆を食べ始めていたのですが…。
母もグレープフルーツとの併用はダメとは知っていたようで薬によっても違うのでしょうね。どうも色々とご相談ありがとうございました。また何かありましたらお伺いします。
No3844のないしょさんへ
ニューロタンは高血圧の薬ですね。血圧系の薬と服用禁止がかかわってくるのはグレープフルーツとか納豆、セントジョーンズなどですが、黄連解毒湯はまず大丈夫でしょう。
専門医の先生の指示に従うのが原則ですが、血圧系の薬は副作用も強く、できれば漢方や食事で治していきたいところです。血管を強化するのは医薬品だけでは難しいので、自然な方法でなおすのがベストだと思います。イチョウ葉は脳血管の強化に薬に立ち、認知症の予防などに使われているので、服用は好ましいと思います。
食品系で血管強化に役立つのはなんといっても、大豆系です。大豆のタンパク質の血管強化の効果は恐ろしいくらいですね。鶏卵なども非常にいいですが、これはコレステロールの問題がかかわってくるので、一定の注意が必要になってきます。
OPCは現段階ではまだ購入使用されない方がよろしいかと思います。
ないしょさん(空さん)へ
理屈の問題ではないと言われるかもしれないのですけど、過食してしまったときのイライラ感、反省感というのはいったい何か、ということだと思うのですよ。
やはり食べてしまった=太るかもしれない=嫌われるかもしれない、ということだと思うのですね。
たとえば、昔の封建時代の日本とかでも、経済的余裕のある人は過食していた人はたくさんいると思います。けれど「過食症」という精神状態に陥ることはなかったわけです。なぜなら、太るということは悪ではなかったからです。肺病などの蔓延に対しては、むしろ太っていることが好ましかったとさえいえます。つまり、「過食症」ということは、時代の雰囲気がつくっているもの、ということができると思います。だから何なんだ、といわれるかもしれませんが、少なくとも、人間として普遍的な病気ではない、と思うと気が少し楽になると思うのですよ。私などは太めの女性が好きなので、太る=悪という感情はもっていません。たくさん食べることを気にする女性に「気にしないで」といつも言います。気にする時点で、実は過食症の精神状態の一歩を踏み出しているかもしれない、と私は思っています。
過食傾向に陥るのは基本的にセロトニンのレベルが低いから、と考えるべきですね。ですから、サプリメント(5HTP)だけでなく、食事などでも、乳製品や魚類など、セロトニンの原料であるトリプトファンを多く含む食生活を心がけられること、が基本だと思います。それだけで、ずいぶんと違ったものになってくると思います。